都市・建築レジリエンス特論 2018年度特別講義・WS「紙管を用いた避難所用間仕切りの設置」

2018年12月21日に坂茂建築設計の原野泰典先生をお招きし特別講義を行っていただきました。同事務所は、阪神・淡路大震災における教会の復興事業や、東日本大震災、2016年熊本地震などの震災時における避難所の間仕切り設置等に取り組んできました。被災した状態でも簡便にかつ実用的に活用できる紙管を用いた復興支援について、設計開発の経緯や特徴を説明していただきました。当日は間仕切りを作る紙管や布地などの実物をご用意いただき、履修学生で実際に組み立てから解体までを体験しました。

写真1 紙管を用いた復興支援 プロジェクトの説明
写真2 試行錯誤の末に完成した避難所での復興支援キットの説明
写真3 大小の紙管を「貫き」で組み上げて強度を確保する構造
写真4 紙管なので初めての人でも軽々と設置が可能
写真5 各枠は2m×2mの構成
写真6 10分とかからずに2m×4mのユニットが完成
写真7 布で間仕切りを作っていく様子
写真8 間仕切りは安全ピンで繋ぐことが可能
写真9 完成した1ユニットの様子(プライバシーの確保が可能)
写真10 実際の避難所での様子や避難所に対する要望等の解説
写真11 解体も5分ほどで終了

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